2017年8月18〜20日 唐松岳から餓鬼山〜祖母谷温泉

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    8月18日〜20日、八方尾根から唐松岳に登り、北アルプス越えで祖母谷温泉まで歩いて来ました。
    ここのところ、天気が思わしくない日々が続いていましたが、残念ながらその日も雨予報。八方ゴンドラを降りたところは雨。
    レインウエアに身を包んで、リフトを乗り継ぎ、八方尾根を唐松岳まで歩きます。



    残念ながら、登山道はガスにつつまれていましたが、色とりどりの花たちに癒されながら、歩く事が出来ました。













    唐松岳山荘に着いた頃には、少しガスも晴れてきて、唐松岳にも登る事が出来ました。




    テント場に戻って、晩御飯の支度。




    今夜は、ハンバーグシチューと、サラダと、フランスパン。





    翌日は、朝から雨で、雨脚が弱まるのを待
    って、1時間遅らせて出発。

    道のようなものはなく、斜面をトラバースして行きます。



    濡れた岩場が延々と続きます。片側がズバッとキレ落ちているけど、全く見えず。^^;


    鎖が張ってある所もあるけど、ほんの1部。
    滑りやすい岩場のトラバースは、1キロくらい続きました。



    雪渓に、トラロープ張っておいたよーと、小屋番さんが言ってくれてたところ。

    岩場を抜けた後も、歩きにくいトラバースは、何時間も続きました。





    途中で、銅山の跡がある広いところに出ました。
    水場も近いし、幕営に適していました。ここまで2時間ちょっとかかりました。



    その後、道が半分消えかけているような樹林帯を抜けて、餓鬼山に登り返してやっと半分。
    小屋番さんたちが、10日前に草刈をして下さったお陰で、辛うじて道が分かりました。

    そこから先は、崖っぷちの激下り。
    梯子場が連続します。



    梯子のない所は、フィックスロープ使って懸垂下降したり、苔むした大きな岩の道を滑りそうになりながら下ったりと、全く気を抜くところがありませんでした。雨も、降ったり止んだり。



    小屋番さんいわく、餓鬼山避難小屋に、14:00までに着かなかったら、下山は諦めて避難小屋に泊まること。避難小屋から登山口までまだ、3時間半はかかるからとの事でしたが、12:00ちょうどに到着。




    なかなか綺麗な板張りの避難小屋でした。10人以上泊まれそうでした。

    避難小屋から四十八曲りのつづら折れの急坂を1時間半ほどで、勢いよく水の流れている南越沢に出ます。



    ここから、また、延々と2時間以上、沢筋の激下りが始まります。



    10時間かかって、やっと登山口にたどり着く事が出来ました。



    祖母谷温泉のテント場は、24時間いつでも温泉に入り放題。ただし、男性の露天風呂は、外から丸見え!
    こちらは女湯です。




    快適なテント場に幕営して、晩御飯作り。





    今夜は、野菜たっぷりの中華丼と、酢の物です。

    次の日は、朝から温泉につかって、河原の源泉で思いっきり遊んで、黒部渓谷の観光を楽しんで帰って来ました。







    信濃大町から回送した車も、宇奈月温泉にちゃんと届いていました。
    ちなみに、回送料金は、信濃大町から八方尾根のゴンドラ乗り場まで車で送ってもらって、車を到着日に宇奈月温泉まで届けてもらって、全部込で20000円でした。

    7年前に、祖母谷温泉に観光で訪れた時に見つけた、唐松岳登山口の標識。
    山荘のオーナーから、あまり人が通らない、大変な健脚コースで、登り、下り共にきついと聞いていましたが、本当にそうでした。

    私達が通ってきた沢筋で滑落事故があり、1週間も救助を待っていた遭難者が、見つかったとか。すごく狭い急峻な谷にヘリが入って行くのが見えていました。



    もしかしたら、私達が通っていた時に、救助を求めていたかも・・・
    でも、沢の水音がうるさくて、全く聞こえませんでした。
    このコースで出会った人は、たった1人。
    その日、唐松岳山荘から祖母谷温泉を通ったのは、私達を含めてたった5人だったようです。

    遭難者は、ベテランのソロ登山者でした。
    このような人の通らないマイナールートで遭難することの怖さを、改めて思い知らされました。
    助かって、本当に良かったです。

     



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