2019/8/31〜9/1 高妻山・戸隠山

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    高妻山は沢筋を登り、戸隠山は鎖場が続く岩場。雨の影響を心配しながら出発、

    どうやら朝まで雨が降っていたらしい。牧場のカフェ店主に下山路の弥勒尾根は

    最後の徒渉が難しいかもと聞き、まず下山予定のルートを偵察。

    沢を横切る道にまで流れがあふれている。危険な深さではないが流れは速い。

    この手前にもう一つ大きな徒渉も有るのでピストンにした方が良いかもとルートに戻る。

    しばらく歩くと偵察した大洞沢の上流にぶつかる。どこを渡るか見極めるのに時間を要す。

    その後数え切れないほどの徒渉もすんなりとは行かない。

    帯岩の大斜面をトラバースする鎖場もしっとり。雨後はなかなかタフなルートである。

    10メートルほどの岩の斜面、鎖をつかんで登り、その後も長さこそ短いが

    足掛かりがあまり無い岩場、鎖をたよりに乗り越え、一不動の避難小屋を目にしたときは

    ほっとしつつ、このルートを雨上がりに下るのは無理だなと意思統一。

    ここから高妻山のさらに北の奥、乙妻山までピーク毎に十三仏が祀られ、

    十阿弥陀が高妻山山頂となる。登っては下り、下った分登り、四普賢を見落とし五地蔵、

    六弥勒で下山予定の弥勒尾根との分岐に到着、高妻山を望む。

    尾根の上をきっちり登り上げる美しいルートが目に入る。

    戸隠富士の別名は伊達ではない。すごい急登である。

    まだかまだかと登り上げた山頂はガスで続く乙妻山も見えない。足元の悪い滑る急坂、

    注意深く足を踏ん張り筋力を消耗。心配した徒渉は朝より水量も減っていた。


    真っ暗な中出発。ぬかるんだ足元に気を取られているとガサガサっと

    茂みの奥で大きな何かが動く音。大急ぎで熊鈴を取り出す。

    日が昇り、巨大な杉並木の見通しの良い参道に出るまで神経をすり減らす。

    奥社に立ち寄り、登山道へ。いきなりの急登。昨日の疲れで足が重い。

    五十間長屋、百間長屋と巨大な岩棚を過ぎると鎖場が連続する。

    胸も当たるほどの傾斜の胸突岩を越えるといよいよ蟻の塔渡り、剣の刃渡りである。

    高いところが苦手な私は行きたい!けど怖い!という気持ちがせめぎあう。

    いざ全体像を目にし、ナイフリッジ加減に巻き道を行こうかと思ったが、

    先を行くリーダーのそこそこ細いけど大丈夫やでの言葉に、行きたい気持ちがなんとか競り勝ち

    歩みを進める。取り付いてみると高度感はあるが、ゴツゴツと不安定ながらも幅はあり、

    リッジのすぐ下にも足掛かりがいっぱい。おまけにガス女と異名をとる私を応援するがごとく、

    切れ落ちた両側から徐々にガスが立ちこめてくる。なんと心強いことか。

     

    蟻の塔渡り

     

    剣の刃渡り

     

    剣の刃渡り


    難所を越え、たどり着いた八方睨みからの景色は真っ白。もう応援はいらないのに......
    さらに進むと蟻の塔渡りに比べ影の薄い山頂に到着。もうすでにやりきった感があるが
    先はまだ長い。小さなピークをいくつも越え一不動に到着。昨日登ったルートを下る。
    水量は少なくなって徒渉はすんなり出来るが、岩場、鎖場は濡れているので時間もかかるし、
    力も入る。腕も足も使い切りこの日もなかなかタフな山行となりました。



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