2023年04月1-2日 将棋頭山〜木曽駒ヶ岳

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    桂小場から将棋頭山を経て、

    木曽駒ヶ岳を目指すクラシックルート。

     

    胸突八丁と呼ばれる急登もあり

    夏には“西駒んボッカ”という

    山岳レースが行われます。

     

    という事で先々週の体力不足の反省(こちら)から

    私は歩荷トレも兼ねた山行としました。

     

    小黒川キャンプ場から歩いて30分ほどの

    桂小場登山口へ

     

    大樽避難小屋までは水場がいくつかあり、

    野田場の水を1人1L汲んで上がりました。

    ここの水は甘くて美味しい。

     

    大樽避難小屋

     

    胸突八丁の急登。

    ザックの重さが効いてくる。

     

    胸突の頭まで来ると一気に視界が広がります。

     

    ここからは快適な稜線歩きが続き、

    写真を撮ったり、立ち止まっては

    絶景を目に焼き付けます

     

    右手に大きな御嶽山、乗鞍岳が交互に現れ

    中央アルプスのスケールに疲れが紛れます。

     

    キツイ登りの途中では

    中央アルプスでは特に貴重な存在の

    雷鳥に会えて思わず顔が綻びました

     

     

    雷鳥さんに別れを告げたら

     

    将棋頭山に到着!

    地味めな山頂ですが標高2730m。

    (そんなにあったのね)

     

    将棋頭山直下の西駒山荘横に幕営。

    テント外で呑みながら水作り。

    彩雲が見えたりもしてチルアウト。

     

    そういえば何組かのパーティと挨拶を交わしましたが、殆どが桂小場ー将棋頭山の日帰りピストンだったそうで

    この日ここで泊まったのは私たちだけでした。

     

     

    2日目 5時出発 駒ヶ岳山頂へ

    遅くなると雪が腐る事を考慮し、

    早めの行動開始

     

    朝日を拝む

     

    夜明けと共に目まぐるしく変わる空の色

     

    駒ヶ岳へ伸びる稜線

     

    ハラハラの馬の背トラバースを経て

    最後の斜面をキックステップで登ります。

     

    標高2956m 駒ヶ岳山頂に着いた〜

    360°ワイドビュー!

     

    山行2日間、非の打ち所がない程の晴天でした。

     

    私はというと、

    重い荷物を背負った甲斐あり、

    翌日全身筋肉痛になりました。

    少しは強くなったかな?


    2021年2月27〜28日 麦草岳 薪ストーブ山行

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      避難小屋の薪ストーブでご馳走を食べる山行。
      薪二束、重い肉とたっぷりの食材をN夫妻、SRさんを重点的に分担して担ぐ。
       

      地形図も色濃い急登を小屋まで1000m登る。
      SRさんは薪の重さもなんのその、スノーシュー装備。
      ヒールリフターがめちゃくちゃ良いと三回ぐらい言う。


      六合目からはトラバースが続き、南に面した所が緩んでいやらしい。
      見晴台で道々木の間から覗いていた御嶽、乗鞍、笠ヶ岳と続く北アルプス、

      その奥に白山、目指す稜線から続く将棋頭、木曽駒ケ岳が遮るものなく見渡せる。

       

       

      避難小屋に到着、今日はここまで。薪ストーブに火を入れ、宴が始まる。


      まずはSSさんが持ってきてくれた玄米餅。
      こんがり焼いて、黒糖とみりんの甘さが絶妙なタレに沈め、
      海苔を巻けば絶品磯辺焼き。何個でも食べられる。

       

       

      NAさんが作ってきてくれたビーンズサラダは、
      ワインビネガーに玉ねぎが効いて箸が止まらないし、お酒も進みすぎる。

       

       

      いよいよFさんが仕込んできてくれた重いお肉のお出まし。
      フライパンで焦げ目を付け、ホイルに包んでストーブの中へ。
      遠赤外線でじっくりと調理。切り分けると瑞々しい断面に喉が鳴る。

       

       

      ブロックベーコンの塩気とコーンの甘さがたまらないポテトサラダまである。

       

       

      NAさんがL字に折れながらも、丸々一本大事に背負ってきてくれた、
      ガーリックとバターを仕込んだバケット。
      ストーブでこんがり、ふんわり、遠慮という言葉を忘れ手を出し続ける。

       

       

      〆は魚介いっぱいのFさんのブイヤベース。
      絶え間なく振舞われるご馳走に、ここは一体何処なの?と迷子になりそう。

       

       

      翌朝は前日のブイヤベースにクリームチーズを入れてリゾットに。
      魚介の出汁とチーズが素晴らしい仕事をしている。


      ホカホカ温まり出発。雲一つない快晴、太陽がめいいっぱい輝き散らす。

       


      樹林帯の急登を抜けると、馬蹄型の先、茶臼岳の稜線に遮られていた北アルプス、
      後立山連峰、頚城山塊、八ヶ岳も見えてくる。

       

       

      2000mを超える稜線なのに、風はそよとしか吹かない。

       


      さらに進むと木曽駒ケ岳の横に宝剣岳、木曽前岳の右手には三ノ沢岳が見え、
      遠くその後ろには空木岳の姿も。

       


      あまりにも天気が良すぎて、麦草岳山頂でしばし井戸端会議。

       


      小屋に戻って後片付け。下りはあっという間。

       

      下山後はいつもはこってり、しっかりのご飯が食べたいが、
      今回はもう満たされ過ぎているので素敵な町屋カフェへ。
      美味しいケーキとコーヒーご馳走様でした。

       

      薪ストーブ山行、メインの宴会は言うまでもなく、
      麦草岳も想像以上に素晴らしかった。


      2017年12月9日〜10日 恵那山 避難小屋泊

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        12月9日〜10日
        恵那山で、今シーズン初の雪山登山を楽しんで来ました。

        待ちに待った、今季初の雪山登山
        ヽ(*>∇<)ノヤッホーイ♪

        トレーニングを兼ねて、日帰りでも行ける恵那山に、敢えてテント装備で登って来ました。




        広河原駐車場に車を泊めて、林道を歩くこと30分で、登山口に到着。


        苦手な丸太橋。
        ソロりソロり、慎重に渡ります。


        しょっぱなから、岩雪ミックスの急登。

        トレーニングやし、アイゼン着けて、登ってやろうじゃないの!


        でも、シーズン初めで、アイゼンワーク下手くそになってて、自分でも情けない。(*´Д`)



        ひたすら展望のない樹林帯を2時間近く登ったら、展望が開けて、絶景が広がって来ました。



        これこれ、これが見たかったのよ!

        青い空と真っ白な世界のコントラスト。いつ見ても、飽きることのない美しさ。


        稜線の絶景を楽しみながら、えっちらおっちら歩き、傾斜が緩んで再び樹林帯に入ると、恵那山の山頂に到着しました。


        窪地を下って、避難小屋のあるところに到着です。
        一応、テントも持って行ったのですが、小屋は空いていて、私たちの他に、あと1組だけ。
        今夜は、避難小屋に泊まる事にしました。





        さっそくお鍋で、宴会〜ヽ(*´∀`)ノ

        翌朝は、6時過ぎまでゆっくり寝て、朝ご飯は、クリームリゾットを作りました。


        小屋の周りは、昨夜積もった新雪で、トレースも消えてフカフカに!!


        今日も快晴!


        プチラッセルしながら下山。なんせ、−7度。雪が軽い!ラッセルも楽しい。


        今日も、絶景を楽しみながらの下山でした。遠くに、富士山も見えてました。


        無事に登山口の林道に到着。後ろ髪引かれる思いで、駐車場に戻って来ました。


        最後は、近くの昼神温泉に寄って、地元名物のジンギスカンで乾杯!


        2日間、お天気に恵まれ、シーズン始めの雪山を思いっきり楽しむ事が出来ました。
        と同時に、これからの本格的な冬山に向けて課題もたくさん見つかって、いいトレーニングになりました。


        2015年4月18日 木曽駒ヶ岳

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          GWの春山本番前に、前夜発日帰りで残雪の木曽駒ヶ岳へ。

          菅の台バスセンターの駐車場で仮眠して、始発のバスに乗車、しらび平から始発のロープウェイで8時頃には千畳敷着。


          千畳敷カール

          週半ばのぐずついた天候とはうって変わって快晴に恵まれる。


          ロープウェイで一気に2600mの標高に至るも、さして間を空けることなく乗越浄土へ向けて出発。
          雪がよく締っていていて踏み抜くようなところはなし。ラッキー
          数日間、降雪もなかったようで雪崩れる心配もなし。ラッキー


          乗越浄土手前の急斜面では、綺麗にステップが切られてありました。感謝


          乗越浄土


          中岳への登り。

          杞憂していた稜線上の強風ばかりは予報のとおり。
          宝剣山荘から駒ヶ岳山頂間では足を取られそうになることも。


          中岳山頂からの木曽駒ヶ岳


          駒ヶ岳山頂に到着

          360°の眺望ですけど、霞がかっていて遠目にはイマイチなのが惜しい。


          宝剣岳、空木岳へ連なる稜線と三ノ沢岳


          山頂にて


          御嶽山の噴煙も視認できました。


          下山は南アルプスの連なりを正面に眺めながら。

          登山行動としては3時間ちょいというお気楽さで物足りなくもあり。


          千畳敷レストランにて駒ヶ根名物のソースかつ丼を食す。
          ソースかつ丼は下の喫茶ガロでないとと思っていたが、こちらもいい感じでした。

          2014年4月5~6日 春の恵那山

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            4/5、6で予定していた金糞岳例会ですが、目当ての雪は乏しい???、
            ならば荒島岳では⁇、
            てなことで雪を求めて二転三転、美濃の恵那山にて一晩を過ごしてまいりました。

            行動記録
            5日(土)大阪組7:30集合 山科組8時集合→12:10広河原駐車場→12:41登山口→16:50山頂
            6日(日)7:00山頂→7:16避難小屋→10:16登山口→10:44広河原駐車場


            S喜さん提供によるGPSの軌跡。
            GPSの軌跡は6日朝のテン場から避難小屋には持って行きませんでしたのでルートとしては残っていません。(s喜さん談)


            広河原登山口を出発


            川を渡って直ぐの登り始めから残雪あり。


            登山口から直ぐのつづら折りの急登は、凍っているところもチラホラ。
            ノーアイゼンでやり過ごす。


            1716mを過ぎたあたりでは山容が窺えます。
            そういえばこのコース、無雪期には山頂あたりを眺めやることはできなかったはず。


            視界の先の中央アルプスあたりは判然としません。


            雪庇を見ながら進み行きます。


            進行方向左手には南の連なりが壁のように聳えておりました。


            山頂に到着。

            5日の行動(S喜さんの報告書より抜粋)
            恵那市情報によると積雪は1.5m程度あり、天気もまずまずとのことで、駐車場から30分ほどの舗装路を歩き登山口へ入る。
            アイゼンは着用せず、充分に歩ける。
            高度を上げるごとに雲の合間から見える景色は素晴らしく、「山を始めて良かったなぁ」と実感。
            当初は1700m付近でテントを張ろうかとの計画であったが、みんなの調子も良いので山頂まで向かうこととなった。
            到着予定時刻は17時前。
            登山口からひたすらの登り。
            下ることなく登り(笑) それでも雪上歩行を堪能できるので疲れも全く感じさせません。
            山頂は我がパーティが独占!! 思い思いの記念撮影を終えて設営。



            6日早朝


            避難小屋のあるあたりまで足を伸ばす。


            下山前に記念撮影。


            下界も降り募った模様、
            下山完了です。
            お疲れ様でした。

            6日の行動(S喜さんの報告書より抜粋)
            4:30起床。夜間にしんしんと降り続いた雪。
            テントを撤収し、避難小屋まで歩きました。
            小屋もトイレも埋没されていたものの中には入られるよう雪かきがされていました。
            テン場に戻り、アイゼン装着し下山開始。
            当然!! ひたすら下る。
            昨夜の積雪でトレースが消えているのでルートを確認しながら歩きます。
            2合目以降は岩や木の根っこと雪のミックスで集中力が途切れると転倒の危険性が高くなる。
            注意しながら歩きます。
            …あっという間に登山口。
            駐車場でビーコン講座を開いて戴きました。
            値段が張るアイテムですが雪山には大切な装備でもあります。
            使うことなく過ごせるのがイチバンだけど、時折 使い方を確認する必要がありますね。
            初日にピークハントしたことにより2日目の行程が約2時間短縮されたため、温泉に立ち寄ることが出来ました。


             

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