2019年4月20日 蓬莱峡アイゼントレ

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    4月下旬の剱岳早月尾根山行参加メンバーのアイゼントレ実施

    場所…蓬莱峡

    1回目 4月20日㈯…5人

    2回目 4月21日㈰…6人

     

    雲一つない快晴、本番こそ、晴れて欲しい!

     

    1回目の4月20日

    まずは、足慣らし

     

    傾斜に慣れるトレーニング

     

    トラバースに慣れるトレーニング=下りが気持ち悪い

     

    リードトライも安定の登り

     

    懸垂下降も習熟してきました!!

     

     


    新着情報

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      4月18日 New
      2019年4月13〜14日 五竜岳

      3月29日 New
      2019年3月22〜24日 爺ケ岳東尾根

      3月13日 New
      2019年3月2日 桶居山〜高御位山


      2019年2月2〜3日 北八ヶ岳 東天狗岳〜北横岳
      2019年1月26〜27日 雪山教室 伊吹山
      2019年1月20日 雪山教室 堂満岳
      2019年2月10日 京都北山 花背峠〜芹生の里
      2019年2月10日 高尾山〜信貴山
      2019年2月2〜3日 槍ヶ岳と飛騨沢スキー滑走
      2019年2月2〜3日 四国三嶺
      2019年2月2日 三峰山
      2019年2月1〜2日 甲斐駒ケ岳 黒戸尾根 ラッセル祭り編
      2019年1月27日 大原の里山
      2019年1月12〜14日 北岳
      2019年1月3〜5日 八ヶ岳広河原3ルンゼ
      2019年1月12〜14日 徳島 日和佐 クライミング
      2019年1月5〜6日 甲斐駒ケ岳
      2018年12月23日 湖北山本山〜賤ヶ岳

      2018年の記録はこちら
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      2004年〜2007年の記録はこちら

      2019年4月13〜14日 五竜岳

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        土〜月曜で山行を予定していたが日曜から天気が崩れる予報で五竜岳ピストン
        に変更。
        高速道路をどこまでも続く白い北アルプスに添って走りながらすでに大興奮。

        快晴、無風、登山日和!ゴンドラを降りスキー場の端を歩いて行く。

        時折吹き抜ける風がないと暑い。青い空に向かって真っ白な斜面を小遠見山に登り上げると

        白岳まで歩いていく稜線が見通せる。

        ぽってりクリームみたいな雪庇を眺めながら中遠見山からは細い尾根を歩き、

        ゆったりとした大遠見山を超え2172地点で幕営。

         

        目の前には鹿島槍ヶ岳のカクネ里雪渓

         

        五竜岳のでっかい竹田菱

        振り返れば頸城山塊、テントに入るのはもったいないので外でまず一杯。

        春山の醍醐味。この上ない幸せ。


        暗い中歩き出すと白岳に先行者のライトが見える。急斜面を登り、

        白岳山頂から先月中止になった唐松岳からの縦走ルート、幕営適地を確認する。

        五竜山荘で小休止、身支度を整える。

        何度も何度も記録や本で見た景色が目の前に広がる。

         

        G0のトラバース、G2のトラバース、山頂直下の雪壁。

         

        トレースは途中までしか見えない。いっい何処を歩くのだろうと見ていると、

        まさに山頂直下の雪壁に歩みを進めるパーティーが見えた。

        天候、雪質は問題ないのか。あとは技量なのか、度胸なのか?
        徐々に傾斜がきつくなるトラバースを三点支持、三点支持と念仏のように唱えながら
        ピッケルを刺し、歩き、刺し、歩く。

        岩が露出している所はピッケルが刺さらず足の置場も定まらない。

        さらに50歩に1回ぐらい足元が崩れたりしてヒヤリとする。
        山頂直下の雪壁は雪たっぷり、ステップも刻まれている。

        トラバースでこわばった重い体を一歩一歩持ち上げ稜線に登り上げる。

         

        ここにきてやっと剱岳、立山が姿を現す。

         

        鹿島槍ヶ岳へ続く険しい稜線

        何処まで行けるだろうと何度も思いながらこんなところまで来てしまった。

        不安に思っていたぶん、いっそう強くこみ上げるものがある。

        果てしなく続く絶景を前に、心は落ち着かない。とっとと山荘まで戻りたい。

         

        行きよりは幾分か余裕をもちながらも三点支持、三点支持とやはり念仏のようにピッケルを刺し、歩く。

        五竜山荘でほっと一息、あとは気を抜かず帰るだけと言ってからの長いこと長いこと。

        長い長いと噂の遠見尾根はやっぱり長い。

        午後から崩れる予報もほぼ影響なく、稜線上では好天、

         

        真っ白でもっちりした雷鳥に、意外と足が太短いカモシカまで見られた。

        真っ赤な日焼けに、筋肉痛で重い体すらも心地よい余韻です。

         

        4/13 

        アルプス平9:45-11:34小遠見山-12:00中遠見山-13:00大遠見山-13:37 幕営地
        4/14 

        幕営地4:15-5:10西遠見山-6:15白岳-6:23五竜山荘-8:02五竜岳-9:19五竜山荘
        -9:30白岳-11:34大遠見山-12:21中遠見山-12:43小遠見山-13:53アルプス平


        2019年3月22〜24日 爺ケ岳東尾根

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          久々の雪山縦走の計画が、若手ホープの身体コンディション不調により、シニア2人の地味な山行になった。

           

          冬期限定の東尾根ルートから入山、爺ケ岳から鹿島槍ケ岳に縦走、赤岩尾根を下山の予定でしたが、爆風、吹雪という悪天に、鹿島槍ケ岳登頂を見送り、しかも、東尾根ルートを引き返す行程となった。

           

           

          【3月22日】

          9:00

          東尾根取付きの鹿島集落狩野家のポストに登山計画書を投入、オババの碑辺りから、尾根に取付く。

           

          朝の身体に堪える急登

           

          高度が上がると展望にワクワク

           

          曇天では、モノトーン

           

          今年は、少ない筈の雪が、まだまだ残っています。

           

          ジャンクションピークはもう直ぐ

           

          P3、P2、P1か、爺ケ岳が眺望出来ました。

           

          鹿島槍ケ岳

           

          14:40、P3で幕営、強風に備え、北西方面の壁を高く!

           

          【3月23日】

          5:40 P3出発

           

           

          ここから暫く、ナイフリッジのアップダウンの連続。

          ほぼ垂直の壁やら、脆く薄い壁のトラバースやらで、カメラを出す余裕無し。

          落ち着くとP1への登りで、ひと息。

           

          爺ケ岳9:40

           

          爺ケ岳山頂から、冷乗越付近まで、強風に煽られながらのトラバース。

          ここが辛かった。右手にピッケル、右足山側、左足谷側の体制を維持。

          休憩ポイントの無い1時間超。手も足も腰も悲鳴…我慢、我慢。

           

          冷池山荘冬期小屋着12:00

           

          ここで、鹿島槍ケ岳への登頂を見送る。

          3年前、鹿島槍ケ岳東尾根ルート登頂時は、晴天で大満足だったので、吹雪の中を行きたくなかった。

           

          小屋には、2人分のザックが有り、そこをよけてテントを張る。

          明日は下山だけとくつろいでいると、6時半頃、天狗尾根から来た2人が、小屋に入ってくる。

          テントが壊れたというので、私たちのテントに入って貰う。

           

           

          【3月24日】

          6:30小屋出発

           

          1歩外に出てたじろぐ。

          ホワイトアウト。5mどころか3m先も真っ白。

           

          爆風の中、耐風態勢を取りながら、赤岩尾根への取付きを探す。

          トラバースはアイスバーン。

          鹿島槍ケ岳の東尾根パーティー、天狗尾根パーティーがロープを出す。

          ロープの無い私たちでも行けるか注視。

          ロープで確保されながらも、ツルツル滑る姿を見て、爺ケ岳東尾根ルートでの下山を決意。

           

          またしても、爺ケ岳のトラバースルートに消耗。

          耐風態勢を取りながら、我慢、我慢。

          P1付近になると、風もましになる。

           

          P1から見る、ナイフリッジの稜線

           

          20〜30僂凌契磧

          でも、ここら辺りの雪はまだ軽い.

           

          天気も落ち着いてきた

           

          このロングルートを下山する予定では無かったなぁ…

           


          2019年3月2日 桶居山〜高御位山

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            ど〜んと現われるかんざし岩

             

            さて、どこから登ろうか。ルートを確認中待機する

             

            桶居山からの下りはごつごつした岩で、注意しながらの下降

             

            桶居山を振り返れば低山ながらなかなかの山容

             

            御着岩場の正面壁を右手に見上げ、左側のハイキング道を進む。
            東面壁の右側から入っていくルート(ロープ箇所あり)もあるようだが、今回は正面壁より攻めてみる。
            かんざし岩(ピナクルか?)と呼ばれる個所はSLがルートを確認後、OKの合図により岩を登って行った。
            300mに満たない山であるが、昼食時に眺める風景は、晴天もあいまって日本アルプスのどこかにいるような錯覚を覚える。
            その後は岩場の多い、アップダウンのある長〜いコースを高御位山を経由して、全員無事に宝殿まで下山した。

             

            行動記録
            JR御着9:45〜御着の岩場〜かんざし岩〜桶居山〜鷹ノ巣・高御位山分岐13:05〜高御位山〜辻登山口〜JR宝殿16:00

             


            2019年2月2〜3日 北八ヶ岳 東天狗岳〜北横岳

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              雪山教室を終了して初の雪山山行。スタッフ、ベテランに混じって修了生4名が合流した。

              渋の湯から壺足でスタート。

              八が岳ブルーには少し届かないが、ほんのり汗をかく順調な滑り出し。早速足裏の蹴り込みがまずく、アドバイスを受ける。

              濡れた髪を凍らせながら黒百合ヒュッテ到着。

               

               

              ここでアイゼン・ピッケルを装着し、完全防寒の手袋とウエアで、東天狗岳への登頂開始。

              壺足に比べて雪との密着感が嬉しかったが、それもつかの間。フラットフィッッテングが効いていない。

              何度も滑り落ちると焦ってトレースも見えない。頼りのピッケルもズボっと空振りする。

              前走者のM井さんの赤いゲーターが見えなくなる。ずい分離れてしまった。

              温度はぐっと下がり風が強まる。私のような者でも風にあおられまたもやバランスを崩す。

               

               

               

               

              頂上かな?ここで良かった。K山さんとハイタッチ。お待たせ。私には眺望を堪能する余裕はない。

              西天狗の白さが際立っていたかな。
              下り。またもや同じようなことが起こる。前が見えていない。別ルートにそれてしまい、Mおさんの後ろを行かせてもらう。

              なぜあんなにストンストンと軽やかなスピードで降りていけるのだろう。

               

              極端にふくらはぎを前傾しないといけない気がして怖かった。
              パンは噂どおりポロポロに。ペットボトルの蓋は、開いたものの閉まらない。お茶は砂混じりのようにザラつく。

              ここでピッケルからストックに。ストックが凍って伸ばせない。ピッケルでザックは重くなった。

              両足がやっと置けるくらいの溝のようなトレースにはまり込みながら、中山展望台に出た。

              スタッフとベテランさんは、ワカンに履き替え、ワカン隊先導で白駒荘をめざす。

              雪は柔らかく深くなってきた。私は倒れ込み太腿がつる。S谷さんに薬をもらい、荷物を軽くしてもらってラストからついて行った。彼女が神様に見えた。

              ストックなしでワカンからふわふわの雪を跳ね上げながらまるでうさぎちゃんだ。

              薄暗い樹林帯は間もなく暮れ行き空は薄ピンク。どれほど皆さんをお待たせしただろう。到着予定を1時間過ぎていた。

               

               

              (うーむぅ、豪華すぎる...堕落やね by ブログ担当)

               

              白駒荘は申し分ない山小屋。バーグシチューに牛しゃぶ。どの部屋も暖かく、お風呂まであり。

               

              (うーむぅ、こんなんはちょっと...ありえへん by ブログ担当)

               


              翌朝、K山さんとMおさんは、ワカンで。

               

              昨日以上に天気は良く対向者も多い。茶臼山は風出たが眺望は最高。

               

               

               

               

               

               

              縞枯山では眺望はないが、空色はますます深く八ヶ岳ブルーと言えたのではないか。

               

               

              北横の登りはじめには怪しげな雲がかかり始めたが南峰までは問題なし。

              ほんの5分で北峰はみるみるどんよりした空に。天気予報どおりだったな。

              ポツポツ雨混じり。我々はロープウェイ山頂駅に着いていた。


              行動記録
              2日(土)渋の湯8:15〜黒百合ヒュッテ10:55〜東天狗岳13:00〜中山峠14:05〜
              中山展望台15:10〜白駒荘17:00
              3日(日)白駒荘7:30〜麦草峠8:10〜茶臼山9:2 5〜縞枯山10:05〜北横岳11:50〜
              ロープウェイ山頂駅13:00

               

              (Oかさんの報告書よりほぼまんま掲載)

               


              2019年1月26〜27日 雪山教室 伊吹山

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                雪山教室終了山行は始まってしまった。
                今週末は太平洋側でもまれに見る大荒れ、との予報。

                絶好の雪山日和ばかりが雪山教室ではない、とはわかっていている。

                たとえ山頂に到達できなくてもテント生活の厳しさを体験することに意味がある。覚悟は出来ていた。


                登山口は、もちろん雨。一合目、薄っすら晴れ間が見え三合目からは雪景色一色。天は味方してくれているようだ。

                壺足で五合目へ。避難小屋裏の傾斜地を平らにしてテント設営。

                 

                 

                ガス屋敷さんご用達のスノーソーの軽やかな切れ味に喜んでしまう。

                だが、和やかなのはここまでで、気まぐれな雪山は突然暴れだす。

                手のかじかみと顔を直撃する雪粒の痛みとで座学で習ったはずのテントの張り方が思い出せない。

                張りかけのテントを吹き飛ばされぬよう何とか押さえ、ポールの先をハトメの穴にはめ込むのに一苦労。

                雪の重みがますます設営のじゃまをする。

                スタッフの皆さんのおかげでようやくテントは完成。

                 

                 

                ピッケルとストックを吹き曝しに突き立て、我々はザックとともに雪を落としてテントの中へ。

                濡らさぬようにテントに入室するのもひと苦労だ。
                噂の水作り。

                 

                 

                鍋に山盛りの雪を加熱しても、鍋底にわずか1僂里湯。えっ!気が遠くなる。ちりも積もれば…で、やがて水はプラクティパス2袋に。そして暖かい夕食にありつけた。


                テント場は、我々以外誰もいないはず。

                隣のテントから漏れ聞こえる会話も雪山教室の醍醐味。

                思い出しきれないくらいたくさんの雪山の基礎知識、豆知識、ウラ知識をたっぷり堪能できた。

                 


                二日目、4時起床。トイレは雪で埋まっていた。一晩中降ったようだ。

                今朝の登頂には支障なし。

                朝食後テント内でワカン装着のレクチャーを受け、ビーコンの実習をして8時出発。

                山頂を踏めるかはわからないが、10時をリミットに。

                 

                 

                昨日と比べ他のパーティも多く、トレースを壊さないように足の置き場に気を付ける。

                六合目以降は傾斜が変わりワカンが緩んできたのか、爪の食い込みが微妙に違ってきた。

                何度も空振りし焦って1m、2mとずり落ちると、私だけこの場で終了か?と不安になる。

                9時50分、八合目到着。あと10分で山頂は厳しいか?難しい判断。

                 

                 

                 

                寂しい気もしたが、アイゼンに履き替え下山。テント場に戻りテント撤収した後、再びアイゼンをつけて、二合目へ。

                その後は嫌などろんこ道を滑りそうになりながら、昨日スタートした登山口へ。

                2日間でやっぱり雪道の方が断然好きになっていた。
                 

                行動記録
                26日(土) 近江長岡9:27=伊吹登山口10:05〜五合目12:53−テント設営−水作り−夕食作り
                27日(日) 起床4:00−朝食−ワカン・ビーコン実習−五合目8:00〜八合目9:50〜
                五合目11:05−テント撤収12:00〜伊吹登山口14:00=近江長岡15:06

                 

                以下は雪山教室参加者の感想


                雪山教室を受けると決めてから厳しさは覚悟して挑みました。堂満岳では2度もアイゼンが外れてしまい戸惑ってるところ先生達の温かい対応が凄く嬉しかったです。
                先生達の丁寧な指導のおかげで楽しみながら終了出来ました。
                (oh宅)

                 

                雪山教室が近づくにつれ、いろんな不安が出てきてドキドキでしたが、座学・アイゼントレ・歩荷トレ ・堂満岳・伊吹山テント泊の全てが楽しかったです。
                正直、雪山のテント泊なんて私には無理…って思っていましたが、実際にテント泊中は寒さも感じず、快適!楽しい!
                テント場作り、トイレ作り、雪を溶かしてお水作りも初めての体験。
                講師の方々 スタッフの方々に、楽しませていただきながら丁寧にいろんな事を教えていただき大感謝です。雪山教室を受講して本当によかったです。(H根)    

                                             

                雪山教室に参加して今迄知らなかった事を教えて頂き体験をさせてもらってとても勉強になり楽しかったです。
                冬のテント生活は初めてで想像以上の寒さに驚きましたが、今後どの様なものが必要か確認できてよい経験になりました。
                雨の中の堂満岳も少し過酷ではありましたが良い経験になりました。(N東)

                 

                雪山は軽アイゼンで行けるところまでで充分と思っていましたが、雪山の話を楽しそうにされている人たちがだんだん羨ましくなり、思いきって雪山教室を受講させていただきました。
                座学、アイゼントレ、堂満岳トレーニングに参加しました。
                初めて履く12本爪に四苦八苦しながらスタッフの先輩方に指導していただき、楽しく受講することができました。
                終了山行伊吹山は体調不良で不参加となりご迷惑おかけしました。
                とても残念でしたが、これから少しずつ雪山の世界を広げていければと思っています。
                スタッフの皆様、受講生の皆様ありがとうございました。 (I原)

                 

                今回、雪山教室に参加させて頂き、堂満に行った時、アイゼンを履いて雪道を歩くのがこんなに難しいものだと思いませんでした。それにピッケルの使い方が分からず大変でした。私は最後の伊吹山テント泊山行に仕事の都合で参加することが出来なくて残念でした。もし来年機会があればテント泊をしてみたいと思っています。
                (M村 義人)


                夏山、岩登りそして雪山教室に参加できました。入会したころからは、夢のようです。まだまだ私は雪山をやっていけるのか?と思っています。今回は運よくテント生活の楽しい部分だけを味あわせて頂き本当の厳しさを知らない。昨年受講された方々が、スタッフとして見事にご活躍されている。その頼もしい姿にやはり迷ってないで、どんどん次の雪山に行かねばならないと思いました。
                ガス屋敷さんをはじめ、雪山教室に関わって下さいました全てのスタッフの皆さんに感謝いたします。
                (Oか)

                 

                (Oかさんの報告書よりほぼまんま掲載)

                 


                2019年1月20日 雪山教室 堂満岳

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                  当日は気温も高くあいにくの雨。スタート地点の比良駅から雨具を全て装着して出発。
                  どの辺りから雪が現れるかと心配しながら登りましたがノタノホリを過ぎ東陵道を20分ほど進んだ辺りから雪が現れる。
                  早速アイゼンを装着して歩行再開、真新しい靴にアイゼンを装着し慣れない靴の重みや雪を踏み抜いたりと夏道では起こり得ないような事に苦戦されるかと思いましたが受講生の皆さんは普段からしっかり鍛錬しているらしく、しっかりした足取りで山頂まで歩き通すことができました。
                  少し雪の量が少なく滑落停止・ワカンを使っての訓練など出来ませんでしたが、それを除くと有意義な1日になったと思います。

                   

                  (N山さんの報告書より)

                   


                  2019年2月10日 京都北山 花背峠〜芹生(せりょう)の里

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                    会に提出した計画書には、峠下バス停で下車してから旧花背峠へと記したんですが、バスの車上で気が変わり、花背峠バス停から天狗杉経由で旧花背峠のルートに変更。
                    また、出町柳駅7:50発の広河原行に乗る予定が、時間を見誤って遅れてしまい、次の出町柳駅10:00発のバスに乗車…まあ、短い行程であるから陽のあるうちに下りてこれるはずと。うーん、あかんことばっかりで…

                     

                    花背峠バス停
                    バスは峠下〜花背峠間にてチェーン装着しはって…大凡20分くらいかかってたか、で延着。まあ、しょうがない。

                    そんなこんなで、歩き始めたのはもう正午になろうかとする頃。(~_~;)

                     

                    初っぱなの尾根筋ではそこそこの積雪量だったりし、膝あたりまで踏み抜くことも。

                    持参したのは、チェーンスパイクのみ。

                    ワカンくらいは用意しとくべきだったかと後悔する。

                     

                    天狗杉
                    一応、この日、唯一のピーク

                     

                    天狗杉を経て、旧花背峠へ歩を進めます。

                     

                    旧花背峠

                    こちらの地蔵堂、
                    帰宅後、所有する金久昌業著「京都周辺の山々」(昭和56年4月1日 第3版第3印)を開いてみれば、そこに載っている当時のモノクロ写真とほぼ変わりない。とはいえ、折々に手は入っているんやろうねぇ。

                     

                    旧花背峠からすぐ先は、地図上では京見坂と記されていて、左手の杉木立が生育する前は京の街が見やれたらしい。

                     

                    林業の作業小屋でしょうか。
                    内部は荒れ果てた様相で、今現在は利用されてないのかな。

                     

                    廃屋川が流れる芹生谷(花背谷)を芹生方面へ歩んでるわけです。

                     

                    そろそろ芹生か

                    あちらは芹生ロッジなのだと。

                     

                    一昨年の秋、会の行事で花背山の家に宿泊し、翌日、雲取山を経て下山した折はこちらを通ったのでした。

                     

                    分校跡らしい

                     

                    「芹生の里」の指標あり。

                    点在する民家が白く覆われたモノトーンの景観が麗しい。

                     

                    車道上の芹生峠を過ぎてより、雪は徐々に少なくなって、奥貴船橋手前では消え失せていた。

                    歩き始めてよりは、人と行き交うことなく、終始、静寂の中を往く心地良い道行きでした。

                    貴船神社に至ってみれば、その喧騒とのギャップに辟易しつつ、そのまま、貴船口駅まで歩んでお終い。

                     

                    山を始めた頃に叔母から譲り受けた山と高原地図2003年版「京都北山」を参照して山行に臨んでいるわけですが、常々、現在のヤマレコの山プラ(山と高原地図のコースとコースタイムが落とし込まれている)の表記とは異なる部分があることに気づかされます。
                    2003年版では、花背峠から天狗杉を経て旧花背峠間は道として記されていません。
                    山行ごと、山プラか地図プリから地形図もプリントして持参しているけれど、そろそろというか、2019年版が発刊されたら、買い替えておきますかな...とはよけいなお話でした。


                    2019年2月10日 高尾山〜信貴山

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                      たくさんの水仙の中で笑顔になります。

                       

                      金具が打ってある。

                       

                      電動の張子の寅(初見)

                       

                      開運橋でバンジージャンプしてみますか。.

                       

                      2/9は雨か雪の予報もあり、参加者の提案で翌2/10に急遽実施し、柏原水仙郷は近場で楽しむには充分な花の量で、遠出がしづらい時にはお勧めです。
                      高尾山の山頂直下はあまり大きくはないが岩場があり、大阪では数少ないクライミングの場となっているようです。
                      高安山へ向かう登山道はわかりにくく、ここも昨年の台風の痕跡が見られ、倒木をくぐり皆で読図をしながらの山歩きらしい山行となりました。
                      登録有形文化財の開運橋ではバンジージャンプが運よく見られるかと期待していたが、挑戦している人はいなかった。

                       

                      行動記録
                      堅下9:00〜柏原水仙郷〜高尾山〜高安山〜信貴山〜朝孫護子寺〜信貴山門バス停14:00

                       

                      (Y口さんの報告書から)

                       


                      2019年2月2〜3日 槍ヶ岳と飛騨沢スキー滑走

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                        蒲田川沿いをハイクアップ

                         

                        滝谷出合

                         

                        笠〜弓折の稜線

                         

                        槍ヶ岳山荘見えた!でも遠い!

                         

                        モンベルのアルファ化米にスプーンは付いていません
                        スノーバーと迷いながら結局プレートコンパスで食う

                         

                        飛騨乗越で槍を望む

                         

                        3000m級の山々に囲まれながら楽しく滑ることができました

                         

                        バックカントリースキーヤーではなく、山スキーヤーでありたい。
                        どちらも同じとお思いでしょうが、前者は滑走重視、後者は登山重視と云われます。水玉模様をドット柄と言うのとは違います。
                        リフトに乗ってパウダー滑走もいいですが、やっぱり山屋はスキーの機動力を活かしてフルハイクで山に登りたくなるのです。
                        前置きすみません。槍ヶ岳の飛騨沢をスキーで登り、滑ってきました。

                         

                        1月の三連休、白馬の山岳ガイドが晴天の飛騨沢を滑ってる画像をフェイスブックで見て羨ましく思い、すぐに計画。山歩渓の先輩山スキーヤーが次々と板を納めるので(失礼!)、東大阪と埼玉の友人を誘っていざ。
                        前泊は道の駅 奥飛騨温泉郷上宝。約3時間ぐっすり眠り早朝4時半に埼玉の友人と合流。あらかた準備して新穂高登山指導センター下の駐車場へ。ロープウェイの営業開始まで時間がありますが歩きの登山者は2パーティ6人ほど。あと単独山スキーヤーが一人。話を聞いてみると前夜22時に入山して白出沢の先で撤退とのこと。真っ暗闇でルートを見誤ったと。そう、ここは山スキーヤーにとって槍ヶ岳の穂先を1日(ワンデイ)で踏んで降りてくることで有名なルートなのです。もちろん我々は槍平冬季小屋で一泊ですけど。
                        7時に計画書を投函し、新穂高ロープウェイ乗り場奥からスキーを履いてひたすら林道歩き。小回りの利かないスキーなのでショートカットなしで。気温はそれほど低くなく雪舞うなか無言で進みます。日中は快晴予報なのでまだかまだかと空を見上げながら。白出沢を越えたら蒲田川右俣谷へ下りて雪で埋まった沢沿いを歩きます。目的は帰りのルート工作。スキー登山なら滑って下山は当然。なるべく下らないように歩いていきます。
                        正面は南岳方面。滝谷まで来ると見上げれば滝谷ドーム。アルパインムードたっぷりの山々に囲まれる頃には空は真っ青。稜線は強風予報ですが谷底は無風でとても気分良く歩けました。が、そろそろ高山病の症状が…。いや、まだ2000mないか。
                        この時どれほど歩荷トレで身体を慣らしておくべきだったかと激しく後悔。今回訳あって背負子を使用。それほど重くないはずだけど、なんでも持ててしまうだけに持ちすぎたか。結構肩に負担が。もう後の祭り、頑張るしかない。嗚呼、運動不足...。
                        滝谷から先50mほどは深く谷が割れており、先頭はこんもり積もった雪を崩してトラバースでラッセルしながらトレースを作っていきます。緊張を強いられながらもこれもまた楽しい。これを越えるとこの日の宿の槍平冬季小屋。宿泊者は我々だけだったので快適に使えました。テント泊と違ってめちゃくちゃ寒いですけど。この日の行動時間は約9時間。予定より2時間遅れ。いやー疲れた。5月のオートルート並みに。今回も食欲が無くなって、お酒はなんとかビールをひと缶飲んで満足。日本酒と焼酎はお持ち帰り。チーズもカルパスも。肩の負担はこれが原因?
                        翌日は4時半起床、6時半出発。小屋から出る時は真っ暗でも見上げると満天の星。今日も標高差1000mのハイクアップですが、テンションは上がりまくり。この日は飛騨沢をひたすら。後ろを振り返ると穂高の稜線。左を向くと抜戸や弓折の稜線。そして標高を上げると双六方面も。
                        標高2500mになると上方に槍ヶ岳山荘が見えた。でも不思議。稜線までどう見ても約150m。友人も「飛騨乗越って標高2700m弱だっけ?」って。雪山の錯覚ってあるんでしょうか。標高差500mがすぐそこに見えるんです。当然30分で登れる訳もなく、シール登高のち雪面が風に叩かれて固くなってたのでスキー板担いでツボ足に変更、ひたすら2時間半。やっとこさ飛騨乗越へ到着したものの予定より1時間遅れ。この時すでにヤマテンの予報通り曇天と西からの強風。滞在1分ほどで写真をたくさん撮って滑走準備。
                        さて、スキー登山ふたつ目のお楽しみ。広い広い飛騨沢滑走。前述の通り上部は風で叩かれているので、慎重に2800m付近まで。この辺りからは登りで柔らかいことを確認済み。早速スキートップを谷側に落としてヒャッホー!パウダーではないけどクリーミーな雪質で気持ちいい。大きいターンを描いてひたすら滑走…といきたいけど、高所と登りの疲労で息も絶え絶え。細かくピッチを切りながら、方位によって雪質が全く変わるのでなるべく北寄り斜面を狙って。
                        もうお腹いっぱいって言いながら槍平小屋に到着。小屋にデポしておいた泊まり道具を嫌々背負って下山開始。
                        実はこの日の出発時にスキーハイクのトレースを見つけてました。我々の後で小屋に泊まってないってことはワンデイパーティ。ストックの跡を見ると二人組(飛騨乗越直下ですれ違ったんですけど)。下山はこのトレースを頂くことにしました。そりゃワンデイやるならベテランでしょってことで。これが痛い目に。一生懸命自分らが作ったルートを捨てて、ベテランと勝手に神聖化した人たちのルートを辿ると滝谷からひたすら夏道。下りはいいですが登りはカニ歩き。もうヘトヘトになって白出沢へ。2種類のルートを知ることが出来ましたが、他人のトレースは信用するな!と学ぶ。そういやこの事例の遭難ちょっと前にあった。
                        白出沢からは超緩斜面のトレースをゆったりと滑走。下山予定時刻を1時間半も越えてヘッデン下山となりました。(スミマセン!)
                        槍ヶ岳の頂に立つことは出来ませんでしたが、今季の挑戦第一弾としては納得のいく山行となりました。

                         

                        1日目 行動時間:9時間20分 距離:12.9km
                        2日目 行動時間:11時間40分 距離:18.5km

                         

                        【行動記録】
                        2月1日 神戸18:00→東大阪18:40→道の駅奥飛騨温泉郷上宝1:00
                        2月2日 道の駅奥飛騨温泉郷上宝6:00→新穂高登山指導センター7:00→白出沢10:30→滝谷13:30→槍平小屋16:20
                        2月3日 槍平小屋6:30→飛騨乗越11:30→槍平小屋12:30→白出沢16:30→新穂高ロープウェイ18:10

                         

                        (F良さんの報告書からまんま掲載)

                         


                        2019年2月2日 三峰山

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                          雪の八丁平

                           

                          設定した例会の日が雪と霧氷にタイミングがピッタリとマッチし、目標達成度100。
                          奇跡のH田家には幸せな気分(^.^)
                          写真の通りでございます。

                           

                           

                           

                           

                           

                          行動記録
                          みつえ村9:58〜不動滝〜避難小屋〜三峰山13:00〜八丁平〜みつえ村14:50

                           

                          (Y口さんの報告書から)

                           


                          2019年2月2日〜3日 四国三嶺

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                            部会での話、

                            素敵な避難小屋?薪ストーブ?と小耳に挿み

                            興味が沸き、若者男子に付いて行ってしまった

                            我ながら怖いもの知らず、、、

                            三嶺ヒュッテ

                            こちらで小休憩、トイレありますが

                            雪で扉が20cmほどしか開かない

                            お腹をへこませて入ったけどね

                            三嶺山頂

                            みなさん、笑顔で収まってます

                            ここまでは余裕でした

                            三嶺からノートレースになり、膝上までのラッセルになる

                            お目当ての避難小屋までなが〜〜い

                            ずっと落とし穴にはまっている感じ

                            雪に足を取られ、前のめりに倒れる

                            雪上でもがきました

                            ここ最近の山行で一番体力を消耗したかも〜〜

                            それでも木炭を背負った、Hっちはやっぱり強かったな〜

                            お亀岩避難小屋、噂どおり快適な小屋でした

                            小屋を少し下りると水場はちょろちょろ、、、

                            結局、雪を溶かして水を作りました

                             

                            さぁ、下山です

                            (行動記録)

                            2/2 7:00いやしの温泉郷〜9:00旧造林小屋〜12:20三嶺ヒュッテ12:50〜

                               13:20三嶺13:37〜15:00オオタオ〜16:00西熊山〜16:40お亀岩避難小屋

                            2/3 6:50お亀岩避難小屋〜8:20天狗塚〜12:00いやしの温泉郷

                            お蕎麦と名物でごまわしを食べて、おつかれさまでした

                             


                            20190201-02甲斐駒ケ岳 黒戸尾根 ラッセル祭り編

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                              プロローグ

                              日本3大急登の一つの黒戸尾根。私は、南アルプスは初めて。ほとんど北アルプスしか行ったことのない私は、アルプスといえば岩。樹林帯の多い南はあまり興味がなかった。今回は、小屋泊にしたのでどちらかというとそれが楽しみで山に向かったのだが・・・

                              2月1日 駒ヶ岳サービスエリアで仮眠を取った後、朝ご飯を食べて6:00前に出発。班長がいつもより早く出発できたね。なんでだろう。と言い出す。よくよく考えてみると、いつも5:00に目覚ましをかけておきながら10分ぐらいうだうだして起きない。しかし今回は、寒すぎて飛び起きた。暖冬だと言われて来たがついに本格的に寒くなったんだなと思った。

                              1時間ほど車を走らせ、竹宇駒ヶ岳神社近くの駐車場に車を止めた。そこでパッキングをし直してザックを背負う。小屋泊で登攀具も少しだけなのでとっても軽かった。よく言うエンジョイ登山だと思いウキウキした。昨晩でだいぶ積もったみたいなので少しはラッセルになるかもしれないがとにかく小屋まで頑張ろう。8:00頃、神社の横の橋を渡り黒戸尾根に取り付いた。樹林帯の中の夏道を歩く。風が全く吹いていないのですぐに暑くなった。だんだんと雪が深くなりだし、ふかふかの雪の下の石に足を取られたりして歩きにくくなってきた。ワカンかアイゼンか。稜の末端付近を迂回するように登山道があり登り始めて1時間ほどしたところから本格的な登りになる。笹が出てきた。10:20笹平に着いた。まだまだ先は長いね。ただの登りならいいのだが、雪の下の障害物に足を引っかけたり、吹き溜まりにはまったりは、体力を奪われる。ひたすら耐えて登らなけらばならない。しばらくすると、目の前に人が二人休憩していた。下山しているようだった。どこかで見たような・・・。下は雪深いですか?と聞かれた。まあまあラッセルです。疲れた!と答えた。ここから上は私らのトレースがあるので歩きやすくはなっていると思います。わかりました。ありがとうございます。では!そんなやり取りをして別れてから気づいた。花谷さんだ。それからすぐ刃渡りに差し掛かった。12:30頃になっていた。計画では14:30には小屋に着く予定だが、予定通り行けるかわからなくなった。風が強くなりせっかくのトレースも消えてしまう。降ったばかりの雪なので安定してないからだ。膝までのラッセルはきつい。14:30五合目。左足の付け根が痛くなり足が上げにくくなる。スピードは全く出ない。それより上は、はしご、鎖の連続。ワカンを履いていて登りにくかったがそのまま気合で登った。結局小屋に着いたのは16:00。小屋番の人が出てきた。お疲れ様です!よく登ってこられましたね。途中で引き返してしまうのではと思っていました。花谷さんから連絡がありました。そこから小屋までは早かったですね。そして、小屋の説明を受けて小屋に入った。ストーブは火を入れたばかりのようでまだ温かくはなかった。貸し切りなので荷物をぶちまけた。濡れたものを干したり、お茶の準備をしていると小屋番の人が部屋に入ってきて、明日は、山頂を目指されるのですよね。実は今日、花谷さんが8合目手前で敗退してきました。花谷さんは相当強いですけど。この雪の状態だと明日も厳しいと思います。それを聞いて私は、下山のみと思ったが、班長は、行ける所まで行って引き返します。と答えた。小屋番の人は、分かりました。あと何かありましたら隣の部屋にいますのでノックしてくださいと言って部屋をでた。それにしても、疲れたな。最近歩いてないし運動不足であることは否めない。ちょっと反省した。

                              晩御飯にはステーキを焼いた。とてもおいしかった。これで元気になれたらいいなあ。お酒もそこそこに早めに布団に入った。

                              5:00に目が覚めると。おなかが痛かった。まずいなと思った。朝食の準備の間、食事中にもトイレに行くことになった。どんどん焦りだした。下山するのに7時間くらいかかるかもしれないのに、頂上に向かっている場合ではないと思った。班長に、ごめん。下山しか出来そうもない。上のほうにちょっとだけでも偵察に行きたいのであれば、ここで待ってるからと告げた。班長は残念そうにしながらも、この状況では下山を優先するほうが良いと思ったらしく、すぐに下山を決めてくれた。7:00に小屋を出ることにしたので、それまで1時間ほどあり30分横になることにした。そして、寝て起きたらだいぶすっきりしたので、荷物をまとめ小屋番の人にお礼をいって小屋を出た。天気はとてもいい。元気だったらわざわざラッセルをしに頂上をめざしたのにな。でもまぁ、久々の小屋泊を堪能できたのでよかった。アイゼンを履き出発した。出発してすぐ鎖場が出てくる。昨日は息も絶え絶え登ったはしごは、下山では早かった。しかし、常に風が吹いているせいか吹き溜まりはトレースが消え、結構しんどいラッセルとなった。9:30刃渡り。刃渡りからは、ワカンに履き替えた。この日は7.8人とすれ違った。皆、山頂まで行ったのか聞いてきた。行ってないと言うと残念そうな顔をした。明日の午前中に頂上アタックするというパーティーがいた。昨日はラッセル大変だったでしょう。お疲れ様です。と声をかけてくれた。私らはお礼を言って、明日は頑張ってくださいとエールを送った。それからも、雪深い中歩いた。そして、元気なうちに登山口まで降りた。

                              私にとって初めての南アルプスは敗退となった。リベンジしないといけなくなった。

                              ◆行動記録

                              21日 550 駒ヶ岳SA750竹宇神社駐車場→1020笹ノ平分岐→1600七丈小屋(小屋泊)

                              22日 700七丈小屋→930刃渡り→1240竹宇神社駐車場

                               


                              20190103‐05八ヶ岳広河原3ルンゼ(改訂版)

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                                ◆プロローグ

                                2,3年前、かつて行った阿弥陀の南稜P3のガリーに谷からアプローチするルートの存在を知り、一度はチャレンジしたのだがラッセル地獄で敗退。今回は暖冬のため雪は少なく、正月休みを利用しての計画だったので余裕があり、直前の天気予報は4日がベストだったので、それに照準を合わせることにした。

                                 

                                1月3日 早朝から高速を飛ばし11:30には舟山十字路に着いた。ゲートの前には既に車が10台近く止まっていた。思っていたよりも多い。広河原3ルンゼは有名なルートだから、明日は渋滞するかもね。車を降りて登山靴に履き替え出発した。林道を歩き堰堤を越えると阿弥陀岳が見えた。1時間ほどで二俣に着いた。テントは3張ほど。完全に水平ではないが、かなり広い場所で頑張れば何十張とテントが張れるところだ。積雪は3センチほどなので竹ペグは使えず、石で四隅を張った。明日のことを考えて18:00には寝たい。にしても時間があるので偵察に出た。本流の右岸を歩き、途中沢を横断しさらに上に行くと大きな岩が見えた。途中6人パーティーに会ったので上部の雪の状態などを聞きたかったが3ルンゼについてはあまり詳しくないようだった。その大きな岩の右側を登るとすぐにクリスマスルンゼ(右俣)との分岐に出た。私らが行くのは左の本谷だ。右のトレースとは対照的にトレースは薄かった。あまり人が入ってないようだ。でも確かにトレースは上まで続いている。心配していたことの一つ、クリスマスルンゼ(右俣)との分岐を確認できて安心した。それ以上先はナメ滝。アイゼンを履いていなかったのでそこで引き返すことにした。班長が青ナギの分岐はここからすぐ下の斜面にあるはずだと言った。気を付けて歩いているとピンクのテープが見えた。上まで続いている。トレースはないけどここに間違いないね。大きな岩のすぐ下の左岸側の斜面だ。テントに戻り、日本酒を飲みながら晩御飯の準備をした。晩御飯を済ませるとさっさと寝る準備をして18:00前にはシュラフに入った。明日は2年越しの山行を完登することが出来るだろう。状況によって下降路が変わるぐらいだ。青ナギから降りてもいいし、初見の中央稜が降りられそうならそこを降りてもいい。もしかしたら楽勝かもしれない。そう考えているうちに寝てしまった。

                                1月4日 4:30起床。いつものように鍋の残りの水分多めの雑炊を食す。6:30出発。昨日遅く帰ってきたパーティーがいたので、もしやと思い青ナギの分岐をもう一度確認した。トレースがついている。ここを下ったんだ。ということは3ルンゼをやったのかな。トレースがあれば迷わなくて済む。

                                私らは上流を目指した。ナメ滝をいくつかロープなしで登り、胎内くぐりをした。以前来たときは雪に埋まっていて行けなかった。そしてしばらく進むとなんだかよくわからない分岐に出た。右の沢だと思うのだがトレースが左岸の斜面を登っている。巻いているようにも見えるしよくわからない。本流の流れにそっていくと立った小さな滝がある。そこは登れないのか・・・。さんざん考えて左の沢を登ることにした。どこにいるかわからなくなり、せっかく計った方位も役に立たない。どうも違うなということになり、トレースを信じることにした。ここはたぶん1,2ルンゼと3ルンゼの分岐だ。

                                左岸にはナメ状の氷(3m弱)が付いていてロープなしで登れそうだったのでとりついた。しかし、氷が固くうまくアイゼンアックスがきまらない。突破してやろうと頑張ったが最後が乗り越えられないと判断。必死のクライムダウンで降りた。アックスを握りしめていたせいで指先に激痛が走る、しばらく悶絶した。気を取り直し、ロープを出して班長がリードで突破。トレースは明らかに斜面を沢沿いに移動。やはり小さな滝を巻いたのかもしれない。ロープを出してからはコンテ。またナメ滝がいくつか出てきて急登を登ると班長が叫んだ。

                                岩の間が3ルンゼ入口

                                 

                                ここが1.2ルンゼと3ルンゼの分岐だ!ということは3ルンゼのトポが今から始まる訳だよね。精神的に参った。急登続きで疲れてきていたからだ。積雪が今よりもあればもう少し歩きやすかったかもしれない。なんせ雪の下の氷は固く油断していると滑る。立っているだけでも体力を消耗する。そんな状態で立った滝なんか登れるのか。3ルンゼに入ると急なナメ滝を登った。30メートルの3段大滝が出てきた。かなり立ったアイスだ!2段目でピッチを切ることにして1ピッチ目は班長がリードで登った。2ピッチ目はao。滝の右側は高さがなかったので右から突破。そこから先は高さは大したことはないが垂直の壁が次々と出てきた。雪は少なく岩と硬い氷だ。氷はアックスを思い切り打ち込むと薄いため亀裂が四方八方に走る。アックスを何度も打ち込むと氷が壊れるので、亀裂を無視して登ることにした。アックスは真下に体重をかけるとよく決まる。それを維持しながら次のアックスを打ち込む。そうやって落ち着いて確実に登っていく。高さはないので少し頑張れば抜けることが出来る。でもこれがきつかった。P3に出たかったが、吹き溜まりがありラッセルになるので諦め、トレースの付いているP4へ進んだ。さらに急斜面を岩と氷と雪のなか登った。稜線に立ったときはくたくた。P4に出たつもりでいたが岩峰がP3に見える。P3ならこのまま青ナギまで下ることが出来るがP4なら山頂を目指したい。取りあえず、南稜を下ることにした。しかし、すぐにP3のガリーが見えた。やっぱり俺たちはP4に出たんだ。あのガリーを降りたくないから山頂を目指そう。班長が言った。確かにガリーは降りたくない。山頂を目指した。P4は危ないところが2か所あるがコンテで通過。私は、疲れてとぼとぼ歩いた。班長が山頂に着いたぞと叫んだ。P4からは20分もかからないことが分かった。

                                穏やかな雰囲気の山頂だった。

                                 

                                山頂には誰もいなかった。風も弱く快晴で景色は最高だった。ロープを束ねて二人で腰かけた。お湯を飲みホッとしたとき班長が、俺、もう沢登りはしない。次ここに来るなら南稜を歩きたい。雪稜がいい。と言った。確かに沢 (アイスクライミング)は、もう満足だ。ロープを出さなくてもいい山行もやりたいな。そう思った。

                                下山は、御小屋尾根か中央稜でまよったが、中央稜を下ることにした。途中で阿弥陀の北西稜との合流地点を通過した。八ヶ岳の中でも難しい部類のルートに入る北西稜。以前このルートを行ったとき、登攀を終えて稜線を歩く人を見たときはうれしかったのを思い出した。また行くことはあるのかな。と思った。

                                中央稜はトレースがしっかりついていたので楽勝だった。かなりの急斜面で、登ってくるのは大変だろうと思う。後半は完全に樹林帯に入った。ピンクテープを追ったトレースを歩いていたが、途中からは4区の赤い矢印を追っていた。長い水平移動のあと急斜面を下り沢に降りた。テントから少し上流に上がったところだ。水を汲みに沢を登り、テントに戻ったのは17:15。暗くなってしまった。全く楽勝ではなかった。そもそも、地形図上での1,2ルンゼと3ルンゼの分岐を間違えていた。もっと上流だったのだ。そのせいで1時間ぐらいロスしてしまった。でも完登することができたので良しとしよう。晩は、班長特製なんだかよくわからないけどおいしい鍋と冷えた焼酎を堪能した。そして翌朝下山した。

                                 

                                 

                                ◆行動記録

                                1月3日 6:30今津駅⇒11:30舟山十字路→12:30二俣 偵察 18:00就寝

                                1月4日 6:30二俣→10:40 3ルンゼ入口→14:20阿弥陀南稜P4→(P3のほうへ少し下り引き返す)→14:55阿弥陀岳山頂→15:15中央稜下降→16:30(水を汲み)→17:30二俣(テント)

                                1月5日 8:30二俣→9:30舟山十字路 下山

                                ◆感想

                                1月4日は平日だったからか、天気は良かったが誰一人として3ルンゼには現れなかった。そのおかげで貸し切りの3ルンゼを堪能できたかと言えばそうでもなく、トレースも怪しく人気がないので心細くもあり、精神的にもタフな山行となった。沢登り(アイスも)は尾根歩きの「陽」に対して、明らかに「陰」であり、何か暗さを感じてしまう。自分は尾根歩きが合ってるなと強く感じた山行となった。(班長)


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